文ちゃんのひとりごと No.112

2009.05.01


4月末から5月末ぐらいまでの季節が、一年中で、私はいちばん大好きです。

4月25日は、私の誕生日。

さわやかな若葉風。青い空。人々の笑顔。

子ども頃の4月29日の天皇誕生日。憲法記念日。子供の日。今のような大型連休ではありませんが、それでもこみ上げてくる喜びを抑えることは出来ません・・・。

学校に行く前までのことであれば、昭和27年4月28日の「サンフランシスコ講和条約」発効日の頃が忘れられません。
浦上忠文、6才の春であります。

昭和26年の9月にサンフランシスコで、アメリカやイギリスとの講和条約が調印されました。

昭和20年9月2日の降伏文書調印から、6年間、日本は米軍に占領されていたのです(若い人は、ご存じないでしょうな・・・)。
その屈辱が晴れたのが、わが6才の春であります。

昭和27年の今頃の季節は、講和条約発効の明るさに、日本中が満ち溢れていました。

サンフランシスコが坂の多い街であることを、新聞の漫画で知りました。
毎日新聞に連載されていた、横山隆一の「デンスケ」で、デンスケという青年が、サンフランシスコの街を歩くのに「下駄の前歯を取って歩くと便利!」と、ふざけて笑っていたからです。
とにかく希望に溢れた、日本の春でありました。

講和条約発効を祝う、昭和天皇のお歌。

「風さゆるみ冬は過ぎて待ちに待ちし八重桜咲く春となりけり」

もうひとつあります。

「国の春と今こそはなれ霜凍る冬に耐えにし民の力に」

写真のように、わが談話室も、まさに待ちに待ちし「春」であります。

【そこで今月のひとりごと】
【頂きし花に囲まれわが使命人を笑わせ人喜ばせ】


「勇気が生まれる 心のわすれもの」
神戸から世界に伝えたい、”61”の超短編小説!

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